愛知県議会 2023-02-01 令和5年2月定例会(第6号) 本文
また、大正時代に入ると、木曽川上流で発電用のダム開発が行われ、木曽川への土砂の供給が減ったことにより、河床が低下し、木曽川からの取水が困難となりました。 さらに、昭和の高度経済成長期に、地下水採取による地盤沈下が急速に進行したことで、受益農地では塩害が発生するなどの問題が生じました。
また、大正時代に入ると、木曽川上流で発電用のダム開発が行われ、木曽川への土砂の供給が減ったことにより、河床が低下し、木曽川からの取水が困難となりました。 さらに、昭和の高度経済成長期に、地下水採取による地盤沈下が急速に進行したことで、受益農地では塩害が発生するなどの問題が生じました。
現在は、中部地方整備局木曽川上流河川事務所、独立行政法人水資源機構、愛知県、一宮市、稲沢市がメンバーであります。 キソガワフユユスリカは、秋の終わりから冬の間のみ発生します。春から夏の間は繭を作って川底で冬眠ならぬ夏眠をします。十一月頃から水温が低くなってくると、繭から幼虫が出てきて成虫になります。この成虫が蚊柱をつくり、交尾をして産卵します。
このたびの、施行されます国、岐阜県、大垣市が連携して治水対策事業として取り組む木曽川上流特定構造物改築事業、新水門川排水機場改築事業といいますけど、この事業の期間は、令和三年度、今年度から令和十五年度まででありまして、総事業費は約二百四十億円の事業となっております。
昨年十月には、国の木曽川上流河川事務所の主導により、県という境界を乗り越えて、岐阜県と愛知県の流域七市町による木曽川中流域かわまちづくり協議会が設立されるなど、新たな連携や試みが生まれてきています。 県では、昨年オープンした岐阜関ケ原古戦場記念館を中心に、戦国時代に関連する観光資源を活用した戦国・武将観光を推進しています。
平成二十三年度に発足したキソガワフユユスリカ対策協議会は、一宮市長、稲沢市長、国土交通省中部地方整備局木曽川上流河川事務所長のほか、関係職員が出席し、具体的な対策について毎年協議を行っております。
平成六年、一九九四年には異常渇水が起こり、このとき木曽川上流の岩屋ダム、牧尾ダム、阿木川ダムが枯渇をしました。それにより長時間にわたる断水や出水不良が発生し、市民生活や社会経済活動に多大な影響をもたらしました。
木曽川上流にダムを築き、その水を尾張東部から知多半島の先端まで導くという、当時は夢の用水と呼ばれた愛知用水の建設に本県は戦後いち早く踏み出しました。そして、これを契機に、矢作川、豊川においても、ダムや調整池、用水路などの基幹的な水利施設の整備を促進し、水道や農業、工業用水を県内に行き渡らせることで、本県の発展の礎を築いてきたところであります。
木曽川上流の山岳地帯では、大小の花崗岩を中心にした土石のうねりが土石流として川をおりてくる様子が蛇に見えることから「蛇ぬけ」と呼んで恐れられており、40年、50年の周期で山をおりてくるとの言い伝えがあるようであります。 7月9日、長野県南木曽町で発生した土砂災害では、中学1年の男子生徒が犠牲となり、民家10戸が全壊となる被害がありました。
また、平成六年のような異常渇水時においても、木曽川上流ダム群の枯渇日数が短縮され、可茂地域においては八十一日から四十五日に、東濃地域においては五十六日から三十八日に、それぞれ取水制限日数を短縮することができます。
木曽川右岸施設を介して供給される用水は、農業用水のほか可茂上水道用水や可茂工業用水への供給も担っており、木曽川上流右岸地域においては水資源開発基本計画の示すとおり、農業用かんがい施設としてだけでなく、県民生活そのものを支える社会生活基盤として重要な役割を担い、木曽川右岸地域の発展を支えてきました。
異常渇水時に河川に水が足りなくなれば、木曽川上流のダムから水を補給しなければならない事態になりますが、その代替として、連絡導水路から木曽川へ水を導水することで上流ダムの貯水量が温存されます。これにより、利水者の取水制限を緩和することができます。したがいまして、連絡導水路事業の目的として、異常渇水時の河川環境対策を示す国と、可茂・東濃地域の渇水対策に役立つと考える県の主張に違いはありません。
本請願は、木曽川水系連絡導水路に関する三県一市合意の白紙撤回を求めるものでございますが、本導水路により木曽川上流のダムの貯水量が温存され、可茂・東濃地域での渇水が大幅に緩和されることが期待できるものであります。また、長良川は渇水対策用の水源がなく、近年多発する異常気象からすると、その対策としても必要不可欠なものであると考えます。
これによりまして、木曽川上流にあります岩屋ダム、牧尾ダム、阿木川ダム、味噌川ダムにおきまして、導水量に相当する水を温存することができるようになります。このため、新しく水を確保することと同様の効果があり、過去幾度となく苦しんでこられました可茂・東濃地域の皆様の渇水被害を大きく軽減することができます。 最後に、導水路の地元負担についてお答えいたします。
また、流量は愛知県と名古屋市で毎秒四トン、渇水時には毎秒二十トン、揖斐川から長良・木曽両河川へ流し、木曽川上流施設で毎秒十五・三トン、残り四・七トンは長良川へ流し、下流で木曽川へ流すという計画であります。 しかしながら、この計画には幾つかの課題も指摘されております。
さらに、渇水時における牧尾ダム、岩屋ダム等の木曽川上流ダム群との連携効果も高め、東濃・加茂地域でのさらなる節水の緩和も期待できるわけでございます。したがいまして、現在、検討中の導水路は、渇水に強い木曽川水系とする上で不可欠な事業であるというふうに考えております。
現在、国交省木曽川上流工事事務所で精査をしておりまして、この結果を参考に今後の対応を検討してまいりたいと考えております。 ○議長(岩井豊太郎君) 都市整備局長 林 正勝君。 〔都市整備局長 林 正勝君登壇〕 ◎都市整備局長(林正勝君) 住宅耐震化とオルガノについて、二点お答えいたします。
今回の長良川の水位は、国土交通省木曽川上流河川事務所によりますと昭和三十年の観測以来最高であったとのことであります。一方、長良川忠節橋から下流においては、中流部に比較してまだ余裕があったと聞いております。これは、長良川河口堰の建設に伴うマウンドのしゅんせつにより水が速く流れ、流下する水量がふえたためと思われます。
一方、森林整備に直接的なかかわりのある基金としては、南信地域における、矢作川流域において矢作川水源基金が設置されており、また、木曽川流域においても、平成12年度には、木曽川から利水している下流域の愛知中部水道企業団が水道使用量1立方メートル当たり1円を徴収して新たに基金を造成し、木曽川上流部の森林整備に活用していこうという計画が始まっております。
その後、木曽川上流で味噌川ダムという新たな水源も確保できた上、長良川河口堰は非常に渇水に強い水源であるということで、平成6年のような状況になっても、時間給水といった事態にまではならないだろうと推定している。
平成6年には大渇水があったが、木曽川上流に味噌川ダムができ、阿木川ダム、岩屋ダムの運用や長良川導水で渇水に対応できるだろうとは思うが、水の供給は、企業庁として万全だという自信があるか。